重症心身障害児（者）病棟
21病棟 重症心身障害児（者）病棟（P-NICU ショートステイ）
病床数40床の重症心身障害児（者）病棟です。医療型障害児入院、療養介護型入所施設として「小児から成人まで」の長期入院と短期入所（ショートステイ）の支援を行っています。日々の生活に「医療的援助行為」を必要とする医療的ケア児（者）を主に受け入れ、人工呼吸器装着や気管切開、経管栄養を必要とする患者が入院しています。また、NICU後方支援の役割を担っており、地域急性期病院NICUでの治療により回復した医療依存度の高い乳幼児を受け入れ、在宅移行への支援を行っています。
障害を持ちながらもゆっくりと発達する一人ひとりの成長を見守り、またその患者を支えるご家族の想いに寄り添い、医師、リハビリ、療育等多職種と共に、専門性を活かした看護を行います。
ショートステイ
在宅で人工呼吸器装着や、経管栄養を必要とする方へのショートステイ受け入れも行っています。
呼吸の管理
気管カニューレ装着患者の管理を行います。痰の喀出を促し肺炎を予防するため、腹臥位リハビリ、ポジショニング、吸入や喀痰吸引を行います。
想いに寄り添う看護
ご家族と共に成長を喜び、ひとり一人に寄り添った看護を提供しています。
22病棟（重症心身障害児（者）病棟 60床）
22病棟には、脳性麻痺・精神発達遅滞・てんかんなど、さまざまな疾患を持ち医療的ケアを必要とする患者さんが多く入院されています。人工呼吸器や経管栄養を行いながらも、生活の場として患者さん一人ひとりが、その人らしく過ごして頂けるように支援しています。
患者さんに合わせたパソコン操作やDVD鑑賞、足湯などリラックスできる時間や病棟内での季節に合わせたイベントを行い、毎日を楽しんで過ごせるように多職種と共に寄り添った看護を目指しています。
足浴でリラックスタイム
みんなで映画鑑賞
水遊び
23病棟 （重症心身障害児（者）病棟 60床）
23病棟は60床で、コミュニケーションが困難で日常生活援助を必要とする患者さんがほとんどです。療育指導室とも協力を行い、患者さんの日常生活の気分転換ができるような行事を行っています。誕生月には「お誕生日会」を開催し、患者さんは流れる音楽に合わせて拍手をしたり楽しそうな表情をみせてくれ、私たちも共に楽しい気分になっています。
患者さんの笑顔がみられるように職員一丸となって安全で快適な日常生活が送れるように努めています。
お誕生日会の様子
