2階病棟(脳神経内科・循環器科・糖尿病内科:50床)
2階病棟は、脳神経内科・循環器科・糖尿病内科の混合病棟です。主にパーキンソン病・筋萎縮性側索硬化症(ALS)・多系統萎縮症などの神経難病や、脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患、心臓リハビリテーションを目的とする患者さんの受け入れを行っています。
神経難病は、未だ治療法が確立されていない疾患であり、診断を受けた患者さんとそのご家族は、疾患の受け入れと進行する病状に対して不安を抱き、生活スタイルの変更を余儀なくされてしまいます。そのため在宅で介護を行いながら闘病生活を送られている患者さんを対象にレスパイト入院の受け入れもしています。退院時には患者さんをサポートする在宅医・難病専門員・訪問看護師・ケアマネージャー等の多職種が連携を図りながらカンファレンスを行い、不安なく在宅へと移行できるよう支援しています。
文字盤を使用してのコミュニケーション
神経内科退院カンファレンス
心臓リハビリテーションは、外科的治療を受けた患者さんや慢性期心疾患を有する患者さんを対象として、心臓の働きに負担がかからない生活の送り方や心不全の再発予防を目的とした生活指導を行っています。また、身体のリハビリテーションだけでなく、薬物療法、食事療法を推進し、患者さん個々の疾患に対する自己管理能力を維持、継続できるようにしています。多様な疾患を持ちながらも患者さん自身が思う「その人らしく生きたい」と言う気持ちを尊重し、生活スタイルの変化にあった生活方式を共に考え、患者さんの立場に立った看護を実践しています。
循環器カンファレンス
心臓リハビリテーション