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看護部

認定看護師

当院には現在、3 分野、計4名の認定看護師が活躍しています。
患者さん・ご家族によりよい看護を提供できるよう、「実践・指導・相談」の役割を果たして、認定分野ごとの専門性を発揮しながら看護の質の向上に努めています。

【分野別】

感染管理認定看護師
感染管理認定看護師 伊賀上 尚子

感染管理認定看護師は、感染対策に関する専門的な知識と技術を用いて、常に院内感染対策マニュアルを見直しながら、スタッフへの情報提供、教育を行っています。また、感染症発生時には対策を考え、その時必要とする援助が適切に実践できるよう関わることで、患者さんやご家族、職員など病院にかかわるすべての人を感染から防止する役割を担っています。そのため、ICT(感染制御チーム)というチームで、看護師だけではなく医師や薬剤師、臨床検査技師など多職種のスタッフがそれぞれの専門性を発揮するとともに協働することで、組織横断的な感染防止活動を行っています。また、連携カンファレンスや公開講座など地域との関わりを通して地域医療の向上に少しでも貢献できるよう取り組んでいます。

看護部 感染管理認定看護師 ICTラウンド風景

皮膚・排泄ケア認定看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師 竹内 真弓

皮膚・排泄ケア認定看護師とは、「創傷・オストミー・失禁看護の分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践ができる看護師」のことです。創傷とは、褥瘡をはじめとするあらゆる創のケア、オストミーとは人工肛門や人工膀胱などを保有する患者さまのケア、失禁とは排泄に関わる皮膚のトラブルの予防、ケアなどをさし、患者さまへの直接のケアの実践だけでなく、医師や看護師等から相談を受けたり、方法について指導する役割があります。
特に褥瘡は、衣服やシーツのしわが原因でおこることもあり、患者さまの身の回りを整えるなど看護の基本であるといえます。当院の入院患者さまはご高齢の方が多く、特にスキンケアや身体の保清など丁寧に行っていけるよう努めてまいります。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 大野 静香

慢性呼吸器疾患看護認定看護師は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や間質性肺炎、気管支喘息などの慢性呼吸器疾患患者さんに対し、安定期、増悪期、終末期の各病期に応じた呼吸器機能の評価及び呼吸管理・呼吸機能維持や向上のための呼吸リハビリテーションの実施・急性増悪予防のためのセルフケア支援を行います。
慢性呼吸器疾患患者さんやご家族は、病気を診断されたその時から様々な思いを抱き、病気を受け止め、自覚する症状に合わせて生活スタイルの変更を余儀なくされる場合があります。そのような患者さんやご家族のこれからの療養生活について一緒に考え、支援できる存在となれることを目的に活動しています。

看護部 慢性呼吸器疾患看護認定看護師 RST(呼吸サポートチーム)ラウンド風景

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