ポストNICU
ポストNICUは、新病院移転に伴い新生児集中治療室(NICU)の後方支援病棟として新しく開設されました。新病院の1階の12床をこじんまり陣取り、アットホームな雰囲気を大切に、15年ぶりに帰ってきた矢野医師と子供大好き看護師群で日々奮闘しています。
病室の風景
「NICU満床問題」が社会的に注目され、医療機器と医療ケアに依存して生存する子供がなかなか安心して退院できない現状を改善し、よりスムーズに在宅療養に移行できるよう支援する中間施設としての役割を担っています。
他の施設と連携をとり、ケースカンファレンスを入院前から行い、患者・家族にとってよりよい選択ができるよう準備をすすめています。
NICUなどの急性期医療から在宅医療に移行するということは、医療中心の生活から医療と並行して成長発達を支援する生活へと移行することです。医師、看護師以外に療育スタッフ・リハビリスタッフも加わりチームで患者を包括的に支援しようと頑張っています。
療育スタッフ・リハビリスタッフまた安心して在宅で介護されている保護者の方が病気や休養、旅行等で利用できるようショートステイも受け入れしています。
ショートステイとは---在宅で介護されている保護者の方が病気や休養、旅行等の理由で介護ができなくなった時に、一時的に入所できる制度です。