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2024.03.26
キャリア教育を目的としたシンポジウムと交流会を実施しました
2月5日、2年生を対象に職業アイデンティティ形成を目的とし、様々な現場で役割を担い活躍されている当校の卒業生にご協力いただき、シンポジウムと交流会を実施しました。このシンポジウムと交流会に先立ち、キャリアオリエンテーションとして、看護師にとってのキャリアとはや、自身のキャリアデザインについて考える機会を作り、より自身の将来のイメージ化につながるようにしました。シンポジウムでは、看護管理者、認定看護師、保健師として現在現場で活躍されている方から、「私らしく働くためのキャリアの考え方」をテーマとし、現在のキャリアに至るまでの経緯や動機、仕事内容ややりがい、また自分らしく働くために学生時代にできることについて語って頂きました。交流会では、先の講師に加え、臨床実習指導者、助産師、精神科看護師、訪問看護師の方々にも加わって頂き、仕事内容ややりがい、また学生からの質問に答えていただきました。学生は少し緊張している様子も見受けられましたが、先輩方の語りを真剣に聞いたり、質問していました。終了後のレポートでは、「シンポジウム・交流会を通して、それぞれの分野において『やりがい』が多くあり、魅力にあふれていると感じた。」「看護はすごく幅が広く、いろんなところで輝いて働けるんだと感じた。多くの選択肢があり、それぞれが選択したところで、成長でき、いろいろな働き方があってよいことが分かった。」「常に学び続ける姿勢が大切で、働き出してからも学習や経験の積み重ねを大事にしたいと思いました。」などの学びが多く聞かれていました。
現在、社会の大きな変化と共に看護師の需要はさらに高まっています。看護は働く場所も働き方も含め、多くの可能性を持っている職業であると考えます。今回のキャリア教育をきっかけとして、自身の看護師としての可能性を信じて個々のキャリアデザインをしっかり描きながら、学生生活を送ってほしいと願っています。