2023.09.26
防火訓練を行いました
9月19日に防火訓練を行いました。
今回は、夜間に寮生も食事などで使用する看護学校の食堂での出火を想定しての実施でした。昨年は、コロナウイルス感染症の拡大もあり、学生の避難行動を伴う訓練の実施は出来ませんでしたが、コロナウイルス感染症が5類に移行したこともあり、今回はこれまで通りの方法で実施しました。
初期消火に当たる学生、学内や寮に在寮している学生に火事を知らせる学生など、それぞれが真剣に役割を果たし、避難する学生も速やかに避難が行えていました。消防士の方や教育主事からも、学生の避難行動について、しっかりと行えていたとご講評いただきました。また、実際に出火している場合の消火に当たる人の立ち位置や、消火状況や避難後の報告などの臨機応変な判断と対応についてもご助言いただきました。
講評の後、実際に屋内消火栓や水消火器を使用した消火器の使用方法について、消防士の方に教えていただきながら実践しました。消火器などは使用する機会の少ないものですが、確実に使用できなければならないものでもあります。体験した学生も、見学していた学生も、使用方法を覚えるために、真剣に取り組み学んでいました。
災害は、いつ起こるか、どんな状況でおこるか分かりません。また、看護師になる学生たちは、自分の命を守りつつ、患者を安全に避難させる必要があります。訓練の時だけにならないよう、普段から防災に意識をしっかり持ち、落ち着いて対応できるよう、学校としても折々で働きかけたいと思います。