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2023.08.17
「基礎看護学実習2」前の学生と実習指導者との交流会を行いました
6月21日、実習先となる愛媛医療センターと四国がんセンターにご協力いただき、「基礎看護学実習2」前の学生と実習指導者との交流会を行いました。この演習は、初めて看護過程を活用し看護を展開する実習に臨む2年生が、指導者さんとの交流や助言を通し、実習準備の充実や意欲向上を図るとともに、指導者の皆様にとっても、学生の状況を理解し、実習指導に役立てていただくことを目的に企画しました。
演習は2部構成とし、第1部は学生たちが事前に取り組んだ心不全で回復期の患者さんに対するアセスメントや観察計画について指導者さんから助言をいただきました。現場で活躍されている指導者の皆さんから多角的な視点でアセスメントや観察に対する助言を聞き、学生は自分たちの不足している知識や視点について改めて学ぶことが出来ているようでした。第2部はそれぞれの実習病棟の指導者さんから、各病棟の特徴や実習に臨むうえで必要な学習や準備などを教えていただきました。指導者さんの説明を真剣に聞き入る学生の姿からも、不安はありながらも実習に向けて頑張りたいという思いが伝わってきました。
基礎看護学実習2は、看護過程の思考プロセスを活用し、患者さんが望む生活へと導くための看護を学んでいきます。今回の演習から患者さんを理解するための知識やスキルの必要性を認識し準備を行い、看護実践の難しさの中にある楽しさや素晴らしさを学べる実習にしてほしいと思います。また、お忙しい中、学生の実習のご支援、ご協力をいただきました実習施設や実習指導者の皆様に感謝申し上げるとともに、学生たちとって学びの深い実習になるように連携を取りながら支援していきたいと思います。