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2023.08.17
命を守るプロを目指す学生として
看護週間のメインテーマである"命を守るプロとして"を踏まえ、今年度のナイチンゲール祭は看護のプロを目指す学生として、地域の方々に向けた取り組みを行いました。
昨年、私たちは新型コロナウイルス感染症の影響で様々な活動の制限を受けながらも、地域や病棟での実習、学内演習で多くの知識や技術を習得し、様々な経験をさせて頂きました。これらの実習で学んだ知識や経験を活用し、今必要とされる情報は何か、そして、この時代だからこそ、私たちだからこそできる取り組みは何かを考えました。これまで新型コロナウイルス感染症によって影響を受けてきた中で、健康な生活を長く続けるため、安全で楽しく活動を再開するための健康教育につながるようなポスターやパンフレット、動画、かるたなどを作成しました。その中で、幅広い世代の特徴を考慮しながら、文字の色や大きさ、使用時の安全性の工夫などをしました。私たちが作成したものを通して、正しい知識を地域に広げていき、地域の方々が今より少しでも自分や家族、周りの人の健康について関心を持ってもらいたいと考えました。そのため、情報の提供だけでなく、認知症予防、対人コミュニケーションの増加につながるよう、楽しみながら学べるカルタやゲーム、短時間でできる運動、楽しみながらできる手洗いの替え歌など、興味をもっていただけるよう工夫も取り入れました。出来るだけ多くの方に、目を通していただいたり、利用していただきたいと思っています。
最後に、現在コロナウイルス感染症は2類から5類に移行し、徐々に元の生活に戻りつつあります。今だからこそ、様々な発達段階にある方々の健康の維持や増進、成長・発達の促しにつなげられるよう、これからも感染対策と並行しながら取り組みを考えていきたいと思います。
ナイチンゲール祭係 相原 咲路 吉見 真冬