2023.03.17
第19回卒業式
私たち3年生は3月1日に卒業の日を迎えることが出来ました。
私たちは3年前、新型コロナウイルスの感染拡大が始まったころ看護学生となり、期待と不安が入り混じったスタートとなりました。そのような中でも、クラスメイトと一緒に乗り越えることで、絆を深めることが出来ました。そして、1年次の決意式では、クラス全員の思いを込めて選んだ花を頂き、素晴らしい式典をすることが出来ました。
3年間のすべての実習は、感染対策のもと、様々な制限の中で行わせていただきました。患者様と関わることのできないもどかしさ、看護を展開していく難しさ、自分の知識、技術の未熟さに涙を流したこともありました。また、不安や苦痛を感じている患者様に寄り添うにはどうすればよいか何度も悩むことがありました。患者様は、このような未熟な私たちを受け入れ、温かい言葉をかけてくださり、力に変えることが出来ました。
私たちに、いつも親身になり、信じて看護の道へと導いてくださったのは、看護師長さんをはじめ実習指導者の方々、学校の先生方でした。時に厳しく、時に優しく、私たちを励まして下さいました。そして、助け合い、励まし合える仲間、いつも応援してくれる家族の存在によってここまで成長することが出来ました。本当にありがとうございました。
私たちは、これからそれぞれの目指す道へと歩んでいきます。ここでの学びと経験を糧に、どんな時も感謝の気持ちと初心を忘れず日々精進してまいります。
第19期生代表 浦田ゆみ