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2021.05.31
ナイチンゲール祭を実施しました!
5/11にナイチンゲール祭を実施しました。
このナイチンゲール祭は、「看護の日」にちなんで学校行事として取り組んでいます。
そもそも「看護の日」というのは、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ制定されました。また、看護の心、ケアの心、助け合いの心を私たち一人ひとりが分かち合い、だれもが育めるよう、看護の日の制定を願う会の運動がきっかけで、1990年に制定されました。
愛媛医療センター附属看護学校でも看護を学ぶ者として、看護の日のメインテーマに基づき、1・2年生を中心に活動を行っています。
今年は、『愛媛医療センター附属看護学校の学生が、コロナ禍だからこそできる看護とは』をサブテーマに掲げ、グループに分かれ、1年生はナイチンゲールの功績について、2年生は近隣の保健・福祉施設、障害者施設とその利用者について、コロナ禍での現状と看護学生としてできる看護の役割を考えました。各グループ、1・2年生が協力しながら、ナイチンゲールが目指した看護を念頭に、今何が求められているのか、看護学生として何ができるのかをそれぞれの視点で考えることが出来ていました。作成した作品もあり、この新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきたら、是非それぞれの施設にお渡ししたいと学生も楽しみにしています。
こういった行事により、それぞれのもつ看護のつぼみを膨らませ、卒業時には個性豊かな大輪の花を咲かせてほしいと願っています。
★ナイチンゲール祭係からのコメント★
今回のナイチンゲール祭では、コロナ禍で交流が少ない中、1年生と協力し取り組みとても嬉しかったです。昨年開催できなかった分、1・2年生共に発表・製作により一層力が入り、学びが深まりました。
ナイチンゲールが残した偉業が引き継がれる中で、コロナ禍で私たちが看護学生として取り組むべきことや、地域貢献について深く考える機会になりました。地域の保健・福祉施設の利用の制限、活動の制限がある今、子育てや介護に不安を抱く人も少なくないと思います。このような中で私たちに求められることは何か、改めて考える必要があると感じました。
ナイチンゲールの看護の本質は、感染対策が必要となる現在にも結びつくものがあります。患者さんの健康を改善・促進できる看護師、多職種と共同できる看護師を目指し、これからも学習に取り組んでいきたいです。