2020.11.02
行くぞ、臨地実習
今年度は新型コロナウイルスの影響により、学校行事(オープンスクール・学校祭)が中止となり、2年生は本来なら7月から開始となる臨地実習が、11月からになりました。臨地実習では、学生であってもチーム医療の一員としての責任と役割が求められます。新聞でタワーを作り、高さを競い、体験を通してチームビルディングについて考えることに繋がればとゲームを取り入れました。楽しみながら、柔軟な思考を用いて、意見を出し合い、協同作業を行い、喜びを共有しながらゲームを行いました。また、感染対策として、3密を避けるためにスペースのある体育館で扇風機を使用し、手指消毒を行いながら実施しました。
2回戦行い、1回戦の優勝チームは220cmで最下位は10cmでした。1回戦の結果や他のチームの状況を見て、作戦を変えたり、工夫したりし、2回戦の優勝チームは315cmになりました。最下位チームは健闘むなしく、計測直前で折れてしまい、30cmでした。
ゲームの後は、チームごとに状況を振り返り、アイデアや方法の選択はどのように行ったかチーム間の合意形成はどうしたのか、ゴールは共有できたか、制作中にお互いの作業内容は把握していたか、協力できたかと、チーム力を評価しました。また、リーダーシップ・メンバーシップをどのように発揮したか、このチームの強みについても振り返り、クラス全体でも意見交換をしました。出た意見の中には、「みんなの意見を聞く・自分の意見を伝える」「指示されるのを待つのではなく、自分にできることを考え、行動する」「固定観念や常識にとらわれない」など、グループだけでなく、自分自身の課題まで明確にできていました。次は、臨地実習で、それぞれの力が発揮できることを楽しみにしています。
↑この後、残念な結果に・・・